組織の戦略や目標の実現に向けて,財務・非財務情報が予算編成・業績評価・情報開示などの場面でどのように活用することができるのかについて研究しています。主に行政・医療機関と連携してアーカイバルデータを用いた実証分析や社会実験を行っています。最近では電子政府化や自治体IT化の要因や成果に関する実証分析も行っています。さらに、都道府県と連携した人口減少対策の政策分析,アウトカムが明確ではない中小企業や医療・製薬特化型の大学発ベンチャー企業の分析や、付加価値や労働生産性の測定法の拡張にもチャレンジしており、財務・非財務情報を用いたエビデンスに基づく経営・政策立案の推進に貢献することをめざしています。
研究分野1
Management Accounting 管理会計
主に予算編成・業績評価に関する研究を行っています。
Ex) 増分的な予算設定とその要因に関する研究,業績評価が与える予算へのインパクトに関する研究,
非営利組織におけるゼロ利益と費用最大化に関する研究
研究分野2
Public and Healthcare Accounting and Management 公会計・医療経営
行政・医療機関の会計・経営に関する研究を行っています。
Ex) 行政における予算,サービスコストとアウトカムに関する研究,病院におけるコスト情報の活用に関する研究
研究分野3
Archival Data Analysis 実証分析
アーカイバルデータを用いた実証分析による研究を行っています。
Ex) 業績困難度と業績達成の関連性に関する実証研究,非営利組織における情報開示の決定要因と経済
的帰結に関する実証研究
研究分野4
Evidence Based Management and Public Policy エビデンス経営・政策立案
エビデンスに基づく経営・政策立案に関する研究を行っています。
Ex) 身体・精神的状態および心理資本が業績達成に与える影響に関する研究,小児医療政策の社会経済
的インパクトに関する研究